WeChatミニプログラムの申請・注意事項・業種制限等色々
WeChatミニプログラムには申請が必要
iOSやAndloidでアプリを公開するのにアップル社やグーグル社の審査を受けるのと同様、WeChatミニプログラムを公開する際にテンセント社の審査を受ける必要があります。
WeChatミニプログラム自体はアプリよりもっと気軽なものですが、中国の事情ですので、審査に関して結構面倒なところがあります。
ここで日本企業がWeChatミニプログラムの公開の申請する際の注意点、業種制限などについて説明します。
WeChatミニプログラムの業種制限
ミニプログラムには、所有者から区分すると、3種類あります。
- 中国法人が所有者となるミニプログラム
- 中国個人が所有者となるミニプログラム
- 海外(日本)法人が所有者となるミニプログラム
* 海外の個人、例えば日本の個人事業主の店舗オーナー、またはフリーランスのクリエイターなどは、ミニプログラムの申請主体となる事は出来ません。
また、中国法人・中国個人・海外法人が所有者となるミニプログラムでは、申請できる業種も異なります。
中国法人が適応できる業種が最も多く、続いて海外法人、そして個人が扱える業種が一番少ない。
更に、適応できる業種でも、ミニプログラム所有者の資質(該当業種の営業許可など)が審査資料として提出する必要があります。
例えば:
- 医療(診療行為)に関わるミニプログラムは、中国法人(医療機関)のみが許可されており、海外法人や個人では不可。
- 飲食店の自店舗ミニプログラムは、中国法人と海外法人(関連営業許可が必要)は許可されているが、個人では不可。
- 美容室やネイルサロンの自店舗ミニプログラムは逆に中国法人と中国個人では許可だが、海外法人では不可。
この様に、開発する前に、ミニプログラムの業種は自社の資質で適応できるかを一番最初に確認する必要があります。
これに関しては、弊社の方でまとめられた資料がありますので、本記事最後尾のフォームにて入手してください。
WeChatミニプログラムには申請に必要な情報
弊社にミニプログラムの開発を依頼し、且つ申請も弊社が行う場合、以下の情報と資料をご提供いただくことになります。
提供いただく情報
- 法人名
- 法人番号
- 法人登記住所
- 法人固定電話番号
提供いただく資料
- 公函:弊社が準備いたします、指定なところに会社実印を押して頂ければ大丈夫です。
- 登録事項証明書:登録事項証明書のコピーに、会社実印を押したうえで、カラースキャンデーターを頂ければ大丈夫です。
- 他の会社資質を証明する資料(あれば)。特定業界の製造販売許可など。例えば、飲食店営業許可、深夜酒類営業の届出、化粧品製造販売業許可など。これらをコピーし、会社実印を押したうえで、スキャンデーターまたは原本をください
- 授権書:ミニプログラム申請業務を弊社のスタッフに委託する委任状です。弊社が作成し、指定なところに会社実印を押して頂ければ大丈夫です。
申請担当者について
申請担当者は、原則的にミニプログラム所有者(法人の一担当者、または個人自身)がミニプログラムの申請・管理担当者として、個人情報をテンセントに提出し、申請業務のやり取りを担当します。
中国語必須の業務である為、弊社のスタッフがミニプログラム所有者のスタッフになりすまして代行いたします。
この場合、開発費用以外に、申請代行費用を3万円頂きます。
ミニプログラム所有者も弊社が行う場合は、申請代行費用を5万円頂きます。
尚、中国語が分かるスタッフがいらっしゃる場合、全ての申請担当を自社で完結する場合は、弊社での申請代行業務が発生しませんので、費用が発生しません。
弊社のWeChatミニプログラム制作について


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