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日本初・NFT/クリプトネイティブのIPから派生したトレーディングカード・ボードゲーム
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CreaScien代表のSakaiです
弊社は2022年の春からNFT事業に取り組んでおりますが、NFTについて弊社のホームページ上で語ってみたり説明したりしたことがなかったので、今更ですが語ってみようともいます
NFTに関する基礎的な知識・ブロックチェーン・自律分散型組織形態(DAO)などに関する事はインターネット上検索すれば沢山ありますので、私が態々説明するような内容ではないので詳細は割愛しますが、この記事は「結局NFTは社会に何の役に立つの?」という方向性で、私個人の知見を話していきます。
詳細は割愛しますが、簡単におさらいします。
一般論としては、NFTとは、”Non-Fungible Token”の略で、ブロックチェーン技術を利用して作成された不可分割なトークンを指します。不可分割というのは、そのトークンが独自の識別子を持ち、他のトークンと区別できるということです。
NFTは、デジタルアセット(デジタルアート、音楽、動画、ゲームアイテムなど)を所有権や真正性を証明するために使用されることが多いです。NFTはブロックチェーン上で唯一のものであるため、あるアイテムが誰のものであるかを明確にすることができます。NFTを購入することで、所有者はそのアイテムの唯一の所有者となり、売却や転売も可能となります。
▼ 難しい事が苦じゃない方はWikiでもご覧いただければと
NFTはどういうものかわかった所で、本題に入ります。
私の観測と予想では、現時点では、事業者にとって、4つの活用方法があると思っています。
名の知れたNFTプロジェクトは殆どこのパターンだと思います。
つまりIPを作る事です。
NFT業界で日本最大のDAOである Ninja DAO を例に挙げる事としましょう。
<NinjaDAOの公式サイト>
創設者のイケハヤ氏は日本有名なブロガーで、長年仮想通貨の活動をしてきました。
そして彼が2021年後半からNFTプロジェクトを立ち上げ、まずは1点ものとして CryptoNinja というIPを作りました。
< CryptoNinja の OpenSea >
この忍者のキャラクター達がNFT界隈で人気になり、人が集まり、色んな派生プロジェクトも生まれるようになりました。
一部例を挙げますと
しかし無限にプロジェクトが増えても、ねずみ〇構造となって何れ破綻するので、NFTプロジェクトだけではなく、NinjaDAOは今後色んな実体ビジネスへ拡散していくと思います。
文化というものは、大勢の人が集まって無形の財産を楽しむ事なので、コミュニティ構築とプロジェクトの継続的発展においては非常に重要です。
また、ゼロからIPを作り上げるのは非常に大変な事なので、既存IPがNFTへ進出するパターンも見かけます。
日本はIP産業が非常に豊富な国なので、グローバル展開においても先天的な優位性を持っています。
コンテンツ産業の展開も国のWeb3政策と方向性が一致しているので、日本のプロジェクトはどんどん上手く行ってほしいところです。
現在NFTでもっとも使われている Ethereum(イーサリアム)チェーンは、最初の仮想通貨である Bitcoin(ビットコイン)の機能拡張版として作られた。
機能拡張というのはスマートコントラクトであり、要はブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組みです。
この機能を使ったWeb上のサービス構築は本来の Ethereum の設計理念と合致していると言えるのでしょう。
簡単な利用方法では、NFTは売買可能のチケット(権利証)の様に使われ、更に金融・司法・ゲーム業界など様々なところで応用されています。
みずほフィナンシャルグループが、個人向けデジタル社債の発行にスマートコントラクトを導入する検証を2020年2月から3月まで行っていました。この検証ではスマートコントラクトを活用することで社債の発行者が購入者のデータを台帳からえたり、ポイントを付加することでデジタル社債を通して、新たなスキーム構築を模索しています。この他、有名な例ではDEX「分散型取引所」という取引所の役割を個人間で行うものや、「レンディング」通貨を担保として貸出して、債権となるトークンを受け取り、任意のタイミングで利息などを受け取る試みも活用の一環として行われています。
新型コロナウイルスが蔓延していて外出制限されてる時期、海外とある地方の簡易裁判所ではすべての裁判をオンライン上に行うことになりました。
その際に、証拠品としてのものは全て裁判所専用のチェーンに刻むことによって、透明性を強化し、改ざん不可を実現しました。
その一つ一つの証拠品はNFTになります。
現在様々なブロックチェーンゲームが作られています。
元々、通常のインターネットゲーム内のアイテムや通貨はあくまでゲーム内存在するものであり、ゲーム運営会社が課金システムなどを実装しない限り、法定通貨との互換性がなく、あったとしても(ある程度法律でプレイヤーの権利は保証されているものの)ゲーム運営会社が中央集権的に握ってるようなものです。
しかしブロックチェーンゲームは、ゲーム内通貨は仮想通貨を使用しており、アイテムなども使用する仮想通貨のチェーンの上にあるNFTなので、仮想通貨取引所を使えば比較的に簡単に法定通貨へ転換することが可能です。
このように、遊びながら稼ぐという「Play to Earn」思想が生まれる訳です。
今後技術の普及により、スマートコントラクトとNFTは単なる投資商品または嗜好品ではなく、様々な人間の社会活動において有用なツールとして発展していくと思います。
企業の商品は販促していく上で、広告を打たなければいけません。
テレビCM、Web広告、看板、SNS運用、YouTubeチャンネル運用などなど、広告代理店・Webコンサル会社・タレントやインフルエンサーに大量な広告宣伝費を支払わないといけません。
そんな中、「この有名な大企業はNFTを発行しました!」となると、現段階では結構な話題性が取り上げられます。
NFT発行にクリエイター・エンジニアやコミュニティ運営など色々コストもかかりますが、伝統的なWeb2での広告コストより圧倒的に安くなりますし、先行投資にもなります。
海外では、CloneXとNikeの提携は一番わかりやすい例でしょう
上記で言及した広告宣伝効果の続きになりますが、NFTを発行する事でホルダー(所有者)という層が生まれます。
ホルダーの間に交流が生じ、コミュニティが構成されます。
コミュニティ構成によって、以下の様な効果が望めるでしょう。
現時点では限られた小規模事例しかありませんが、実態ビジネスがNFTプロジェクトの発行や提携が今後進むことによって、このようなマーケティング手法は主流になってくるでしょう
哲学者ゴットフリート・ライプニッツが語った。
「世界に全く同じ二枚の葉っぱは存在しない」
これはどういうことかというと、物体単位的に見ると、この世界では全く同じものは存在しないという考えです。
例えば同じ工場から製造された同じロットの全く同じ歯磨き粉があったとします。
しかし、入ってる歯磨き粉の量はマイクログラム単位で完全に一致しているのか?貼ってるラベルの位置はマイクロメートル単位で完全に一致しているのか?持ってる分子・原子・素粒子の量は完全に同一なのか?
否、この2体の歯磨き粉は人が使う上で同じものとして見て問題はないが、完全に同一なものではない。
しかし電子データはコピーすれば、元と完全同一なものが生まれます。
そこでメタバースという仮想世界を作るとします。
その仮想世界で工場があります、工場が歯磨き粉を作りました。
これらの歯磨き粉は同一なものでしょうか?
意図的に違うものとして番号付けなどをしない限り、同じ仮想の歯磨き粉というデータを複製すれば、全く同じ歯磨き粉が作られます。つばり、従来のメタバースという仮想世界では唯一なんのが存在せず、現実世界においてあらゆるものがユニークである事は無理です。
しかしそこを可能にしたのがNFTというもの
NFTは1つのブロックチェーン上一つしか存在しません。
例え見た目が同じNFTがあったとしても、違うチェーンに刻んであるかもしれません。同じチェーンでも、使用してるのは違うコントラクトかもしれません。同じコントラクトでも、Token ID は絶対違います。
これによって、仮想世界でも「すべての物体はユニーク」という事でより現実世界と近付けることが出来ます。
寧ろ、殆どの電子テータは将来全てNFTである時代が来るかもしれません。
最後に宣伝です。
弊社は2022年5月からNFTの制作を開始し、また様々なDAOの活動を参加し、いよいよ2023年からWeb3ベースで案件をこなせる体制が整いました。
以上の要望がある企業様やプロジェクト様、DAOなど是非気軽に問合せ下さい。
また、弊社が運営しているプロジェクトや関わっているプロジェクトも、興味あれば是非宜しくお願いします。
株式会社CreaScienの代表取締役です