何故Web3プロジェクトはボードゲームを作るべきか
CreaScien 代表のSAKAIです、ごきげんよう!
現在、弊社の主力IP、CryptoHunterのオンラインゲーム絶賛開発中ですが、ご存じの通り、CryptoHunterはPFP系NFTから始まり、ボードゲームを出しつつ現在に至っております。
元々CryptoHunterはゲームを作る予定でしたが、金欠でいきなりオンラインゲーム作れないよ~とか色んな理由でボードゲームを作るプロセスを経由していますが、結果的に幸いボードゲームのプロダクトを持つことからもたらすメリットをたくさん感じることが出来ました。
いや~、IPやWeb3を主軸とするプロジェクトや事業はみんなボードゲームを作った方がいい、否、作るべきと言いたい!
- IP(アニメキャラクターなど)を持つプロジェクト
- オンラインゲーム/ブロックチェーンゲームプロジェクト
- 特徴が強い製品を持っているプロジェクト
ボードゲームの用途
あなたはIPビジネスの経営者、またはWeb3プロジェクトのファウンダーだとします。
自身のIPでボードゲームを作りました。
さて、どのように使われるのか?
広告宣伝
ボードゲームを出版する事で沢山の人に遊んでもらい、IPの認知度が広がり、更にゲームを通して自社サービスを知ってもらう・アプリのダウンロード・LINEの登録・SNSのフォローなど、広告宣伝効果が見込めます。
コミュニティー活動での活用
Web3のプロジェクトなら尚更、コミュニティーがないと存続できません。
ボードゲームがある事で、オフラインイベントでコミュニティーメンバーにプレイしてもらったり、大会をやって競い合ったり、みんなが集まって遊べるコンテンツが増えることによって、よりコミュニティーが活発化されます。
オンラインゲーム・ブロックチェーンゲームへのステップアップ
NFTバブル弾けた後、IPを持っているPFP系のNFTプロジェクトの出口に関して、プロジェクトは滅ぶか、アパレルやゲームが主流な方向性だが、いきなりブロックチェーンゲームはなかなかハードルが高いです。
ゲームデザイン、システム開発、データーベース設計、サーバーの契約と維持、めちゃめちゃお金がかかります。
その前に、まずボードゲームを作って、コミュニティー内の盛り上げを見つつ、最終的にブロックチェーンゲームへステップアップするのはいかがでしょうか?
また、弊社のCryptoHunter、または弊社がプロヂュースしたスナップトレカなどは、そもそもブロックチェーンやNFTと深い関わりを持っており、ボードゲーム自身がプロジェクトのエコシステムに埋め込まれています。
ボードゲーム制作のメリット
意外に知られてない事ではありますが、ボードゲームというコンテンツを増やすにしろ、ブロックチェーンゲームまでのステップとして扱うにしろ、実はプロジェクトにとって色んなメリットがあるのです。
費用対効果抜群のモベルティ製造
プロダクトやIPのモベルティには色んな種類があります。
- キーホルダー
- パッジ
- アクリルスタンド
- Tシャツ
- パック
- マグカップ
この中ではなかなか製造費がかかるものもありますし、ありふれたものは飽きられます。
そこで、カードゲームを考えては如何でしょう?
カードの製造は非常にコストが低く、例えば萬印堂さんの場合、54枚のカードBOXを50セット少量生産した場合は税込44000円で、原価は880円です。
経験上、実際商品としては2000~2500円の価格帯で販売することが可能です。
単なるIPであっても、トランプや神経衰弱などのゲームをそのまままたある程度ルールをカスタマイズしたゲームでも良いし、ブロックチェーンゲーム事業者であれば実際のゲーム性をオマージュにしたシンプルなゲームをアナログゲームとして出す事で、コミュニティのオフラインイベントの活用だけではなく、アナログゲームイベントからブロックチェーンゲームへの流入も見込めます。
事例;SNPIT → SNPITCG(スナトレ)

費用対効果抜群の展示会:ゲームマーケット
アナログゲームイベントからブロックチェーンゲームへの流入の話の延長になりますが、ゲームマーケットは非常に子スパーの良いイベントだと思われます。

通常、幕張エッセやパシフィコ横浜での展示会で大型のブースでは多額な料金がかかります。
そんな中、同じ広さに対し、ゲームマーケットは約1/3~1/5の価格になっております。
- ブロックチェーンEXPO
- 2x2m:22万円
- 3x3m:50万円
- 6x6m:99万円
- 東京ゲームショー
- 2x2m:25万円
- 3x3m:50万円
- 6x6m:198万円
- ゲームマーケット
- 6x5m:22万円
- 6x9m:43万円
- 12x9m:70万円
ゲームマーケットは「アナログゲーム」の展示会になりますが、逆に言うと「アナログゲーム」のプロダクトさえあれば、関連する別のコンテンツの同時展示に関する規制は特にない。要はオンラインゲームのアカウント登録への誘導やキャンペン紹介もOKという事です。
ざっくりいうと、通常定番のWeb3系やゲーム系の巨大イベントよりも、1/3~1/5程度の価格帯で同じ程度の人数にアプローチできるという事です。
例として、ゲームマーケット2025春、弊社は「日本Web3ボードゲーム連合」というブース名でエリアA出展(6x5m)を予定しており、複数のゲームを展示販売する予定です。そんな中、以下の文脈で「アナログゲーム→その他のコンテンツ」を予定しています。



最悪なシナリオの回避
あらゆるゲーム事業者が最も課題としているのが「サービス終了」だと思います。
特にブロックチェーンゲートの場合、先行投資者という概念があるため、彼らは一般的なソシャゲユーザーより運営に対し非常に当たりが強いです。
頑張ってゲーム運営してきたにもかかわらず、已む得なくサービス終了した場合でも、「ラグプル」と言われて言われます。その為、新しいゲームをリリースしてリベンジしようと思っても低評価のバイアスが吹ききれない問題を直面することになります。
そこで、アナログゲームをプロダクトラインナップに入れてそこそこな重みを置いておけば、一時的にオンラインゲームがサービス終了しても、「ラグプル」と言われる確率が圧倒的に低くなります。更に、アナログゲームをトークンエコシステムに巻き込んで、旧オンラインゲームから新オンラインゲームへの橋渡しに使うことが可能です。
以上をもって、アナログゲームはプロジェクトのユーザーに対する安心感向上や信頼感獲得に非常に有効と言えます。
ボードゲーム制作なら CreaScien にお任せ
弊社は今まで CryptoHunter(クリハン)、ZIRCONHUNTER(ジルハン)、SNPITCG(スナトレ)プロヂュースしており、いずれもアナログゲームでありながらエコシステム上Web3と深くかかわっております。
更に、ゲームマーケット2025春ではこれらの作品を展示販売し、Web3要素の入ったボードゲームを世に広める活動を行います。
アナログゲームの設計や制作を検討しているWeb3の事業者様、是非気軽にご相談ください!
実現したい要望とプロジェクトの現状に合わせて、総合的な提案をさせていただきます!
